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元気よくいきましょう(手拍子!)。アルバムの後半戦は愉快なラ ンチで始まるわけですが、M5に続き、この曲の詩は私の姉が書いて います。曲調はとても楽しげですね。ギターが左右でコミカルにステップを踏んでいます。そして所々に入る馬鹿みたいな手拍子!拍を取 り違えているわけではありません。少しばかり「アクティブ」が過ぎたのでしょう。 楽器の構成はド ベース、エレキピアノ、ギター、諸々のパーカションで、どの楽器でもリズムを強調するフレーズが多く使われています。

例えば先でステップと言った通り、ギターでは小さいセクシ ョンが入れ替わるように配置されていて、この曲の軽快さの手助けになっています。

このようにこの曲で重要視されているのは位置であり、所謂バッキング ような和声を示す立ち位置のものは基本的にあ りません。尤も、そもそも簡単な進行なので、音階を支える必要がそんなにないですね。

さて、詩を見てみましょう。一見すると、この主人公は恋路を走っているようです。かなり積極的ですね、そして本人は望みはあると感じ ています(...You are getting closer and closer)。意中の人とランチをしながら、気持ちが浮ついているのかもしれません。

「笑うかな?それとも混乱するかな?」という和訳からみるに、本人はとても楽しんでいます。しかしこの二択は妙です。望みがあるとはいえ、もしかすると拒まれるかもしれないと考えるのが自然でしょ う。それとも拒ませるつもりがないのか....さらに"You look like a delicious rabbit”とも言っていますが、これでは食べてしまいそうな 勢いですね。

作詞した姉曰く、M5とこの曲の物語は繋がっているそうです。それがどのような繋がりなのかは是非皆さんで確かめて頂きたいと思いま す。するとこの猟奇的な恋路の走者がどんな人物なのか分かるかもし れません。それでは、その理解の手始めになるよう、詩の一文を引用して解説を終わりましょう。

"Welcome to the hunting field for me" 「ようこそ私の狩庭へ!」

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