1. fools singing poetry for all love
2. two colors expressway
3. french press
4. Thus spoke gentle machine
5. on the veranda
6. Burn
7. Iron lamb
8. sheep come at the same time
9. active lunch
10. twin sparrows
11. seven second delay
12. Dance
13. It is modern and style of love
14. drive in the basement car park
15. Invention No.1 G dur
[ MOVIE ]
ここ最近、昔からの顔馴染みや、ライブに遊びにきていた学生が、ミュージシャンとして全国的に脚光を浴びることが多くなりました。その度に、福岡のシーンが盛り上がる理由を聞かれるのですが、誰もが納得する明確な回答にはたどり着けず。しかし、この作品を聴いている今、「タクミくんがいるからじゃないですか?」というのが、一つの回答たり得るなと改めて感じている次第です。思えば彼が4年前に手掛けたSTEPHENSMITH「sexperiment」の音作りこそが、今、評価を集める福岡的な音像の源流の一つだったのではないかと。そして、今作のサウンドは、さらにその先、2020年代に僕らが目指す到達点を明示してくれているようにも感じます。
なんだか神格化してしまいましたが、タクミくんが10代の頃に知り合ってから、早6,7年。知り合いの中でも群を抜いて無口なのに、時折、見せる笑顔が妙に愛らしい、そんな彼の本性が、今作にも、ちょろっとだけ顔を出していました。クールでニヒルだけど、どこか愛嬌のある・・・そんな感じ。あと個人的には、彼が随所に差し込んでくるクラシックの要素が、シュールなギャグのように聞こえて大好きです。
YaungTa o(MADE IN HEPBURN)